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スタディサプリのメリットとデメリットとは

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「今回は、有名な受験生向け学習アプリ、「スタディサプリ」の特徴についてご紹介します。

登録するメリット、効果的な活用法、そして使う上での注意点を元ユーザーである筆者がお伝えいたしますので、CM等でスタディサプリを知って気になっている高校生の方はぜひご一読ください!

スタディサプリを使うメリット

いつでも、どこでも、何度でも、授業を見ることができる

スタディサプリはオンラインサービスなので、時間や場所の制限を受けずに授業を見ることができます。大手予備校なら例えば、「早稲田対策用の英語の講座を受けたいけど、火曜の17:30-19:00と土曜の14:00-15:30のパートにしか講座がなくて、部活と被って受けられない(泣)」といったケースが出てきますが、スタディサプリでなら曜日を問わず、朝でも夜中でも授業が聞けます。なので部活で忙しいような人、また家の近辺や通学ルートに塾がない人にとっては非常ありがたいサービスでしょう。

また予備校のように決まったスケジュールで授業を受けなくていいので、部活の公式戦前夜やテスト期間中に講座を受ける必要はありません。自分の好きなペースで好きな量だけ勉強できるので、スケジュールと相談しながらストレスなく進めていくことが可能です。

そして1度見た授業を何度も繰り返し見ることができます。

講座を受けて何か月か過ぎてしまうとどうしても記憶は薄れてしまうので、忘れたころにいつでも振り返って復習できるのはいい仕組みですね。

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授業がわかりやすい

「神授業見放題」のキャッチコピーで打ち出していますが、授業の質は本当に高いと思います。講師は各予備校で実績を挙げた有名講師陣です。例えばCMで出てくる関先生は1日6個の講座で全講座満席を記録したとも聞きます。体験期間はどの先生の講座も試しに受けることができますし、スタディサプリ講師の参考書も多く出てるので、書店で立ち読みしてみて解説の好みをチェックするのもありでしょう。

予備校に比べて費用がかからない

大学受験で予備校に通うとなると数十万というお金がかかってしまいがちですが、スタディサプリなら月額1980円(税抜き)×登録月数、プラスで講座のテキスト代を支払うのみで済みます。高3から私大文系を目指して登録する場合なら、おそらく3~4万円ほどで落ち着くでしょう。

効果的な活用法

苦手科目の克服

「神授業見放題」と謳っているように、わかりやすい授業がスタディサプリの大きな特長です。私も受験生時代、苦手だった英文法が一瞬のうちに得意分野に変わりました。少々1~2年生時代にサボってしまった人でも充分理解しやすい授業内容になっているので、短期間で受験本番レベルまで持っていけます。

 

学校の予習

学校の先生や教材と比較してスタディサプリの解説の方がわかりやすいなと感じたら、おそらく先にスタディサプリの講座を受けてしまった方が吸収がいいかもしれません。そして復習として学校の授業を受け、教科書や学校配布の問題集で固めればそれで充分でしょう。スタディサプリであれば、数学など先取りがしにくい科目も、前もって理解を固めて学校の授業に臨めます。

 

共通テスト・志望校対策

おそらく超大手予備校の都心校舎には講座の数は及ばないかもしれませんが、志望校対策用の講座のラインナップは充分にそろっています。

予備校の集団授業だと一律で9月ごろから本番レベルの問題を扱ったりしますが、スタディサプリの場合は何をいつ受けるかは完全に自分の裁量なので、自分の進捗に合わせて入試対策に入っていきましょう。

注意点

 

復習を怠らない

上で述べたように授業は非常にわかりやすいです。しかし、それに満足してしまっては成績は上がりません。きちんと「定着」をはかるため、テキストを振り返って1週間や1か月などのペースでしっかり復習しましょう。

 

問題演習で補強

復習に続いて、別の問題で自分の理解の定着を確認をすることも大切です。過去習った例題・問題を理解できるのはあくまで最低限のラインなので、違う問題でも自分できちんと再現できるようになりましょう。手持ちの学校の教材や参考書を入手して取り掛かりましょう。

 

進路設計、受験戦略は自分で計画

通常コースでの申し込みの場合は、自分の進路の設計や受験戦略、日々の勉強スケジュールなどは自分で立てて、実行していかなければいけません。わかりやすい授業が聞けても、ここがきっちりできなければ堅実な成績アップにはつながりません。そして卒業後の進路の納得感にも響いてきたら致命的です。ここに関しては早い時期から意識して、主体的に設計していきましょう。

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スタディサプリのデメリット

ここからは、スタディサプリのデメリットについても正直に書いていきたいと思います。

メリットを書いていた時は、いかにも完全無欠のサービス!という感じでしたが、まだまだ物足りない部分や塾の方が優れていると思うこともあります。

 

デメリットも先にまとめておくと、以下の通りです。

スタディサプリのデメリット
  1. 質問をしたり、添削をしてもらうことができない
  2. 問題をこなす量が絶対的に足りない
  3. 強制力がなく、サボってしまう
  4. テキストの用意が面倒
  5. Wi-fiなどの環境がないと通信制限が心配 (解決済)

 

では、それぞれについて説明していきたいと思います!

① 質問をすることができない

スタディサプリで一番のネックになると思うのは、ここです。

先生がいないので、じかに質問ができない。現時点では、メールやFAXなどにも一切対応してくれていません。

 

確かに、一旦書き写しておいて学校の先生に聞くことはできます。また、動画なので繰り返しみることで解決するかもしれませんし、そもそも疑問点が極力出ないように先生がたも必死に授業をしてくれています。

それでも、なぜ?と思った時にすぐに質問できないのって結構なストレスになると思うんです。実際、わからないことを調べるのにも時間や労力がかかります。

 

また、Z会などの紙媒体の通信教育サービスと違って、添削がないのも大きなデメリットの1つと言えます。

自分の回答が客観的に採点してもらえるというのはなかなかない機会なので、模試などを活用するなどうまく戦略を立てる必要があります。

 

塾や予備校でも質問しないからあんまり関係ない!という人は、むしろそれは勿体無いと考えを改めるべきだと思います。せっかくなので、じゃんじゃん質問しましょう。

 

どうやって解決すればいい?

この質問ができないというデメリットですが、現役生なら迷わず高校の先生に聞きましょう。絶対に嫌とは言わないはずです。

問題なのは、浪人生。それも、宅浪で他に聞ける人がいないという人なんかに取ってはこれは結構重要なことだと思います。

 

僕が真っ先に思いついたのは、Yahoo知恵袋とか、ブログとかにドカドカ質問してしまいましょう。

今はインターネットがあるのでそういうのはいくらでもできます。何ならこの僕のブログでも大丈夫です!できる問題にはお答えしたいと思います。

 

このサイトを通じて、俺もいろんな受験生から質問を受けるようになってきました。

最近は有料にしようかとも思っているので、質問がある人はぜひ今のうちに聞いてみてください!

 

② 演習量が絶対的に足りない

スタディサプリの基本スタイルは、講義を聞く形式です。なので、全体的に受け身。

手を動かしてノートをとって、たまに問題を解いても、やっぱり一番多く時間を使っているのは授業を聞いて理解することです。

 

それはそれで良いのですが、そうすると足りないのは”問題を解く” というプロセスです。いくらコツやポイントがわかっていても、実際に問題を解けなければテストで良い点は取れず、大学にも合格できません。

塾や予備校でも基本的に同じことですが、そっちは宿題が出るのに対してサプリは基本こっち任せなので自分からやらないと演習の量は足りなくなります。

どうやって解決する?

これはもう単純明快、問題を解きましょう

スタディサプリの教材をダウンロードしただけでもいいのですが、僕の個人としては、自分で参考書を買って解くなり、赤本などの過去問をやるなり、何かしらやった方がいいんじゃないかな?と思いました。

 

特に、苦手な教科やこれを伸ばしたい!という教科についてはもっともっと演習をこなしても良いと思います。

せっかく授業としてはレベルの高いものを聞けているので、それを定着させる意味でも質の高い問題に触れていきましょう。

③ サボってしまう

通信教育の1番の問題点は、やはりサボってしまうことにあると思います。スタディサプリも例に漏れず、そうなってしまう可能性はないとは言い切れません。

オンライン学習は、学校や塾とは違って、勉強を強制されません。画面の前でうたた寝をしようが、注意が飛んでくることもなければ、ケータイを触っていても叱られることはありません。

 

こうしたサボりの問題については、スタディサプリ側も対応策を考えています。

例えば、小学・中学生向けのスタディサプリでは親が子供の勉強の進み具合を見ることができるサービスや、勉強とエンターテインメントをうまく融合させ、勉強意欲を高めるサービスなども存在します。

 

しかし、高校講座や大学受験講座においてはあまり積極的ではないようです。

 

こうした強制力のなさで勉強をサボるようになる人も一定数いると思いますが、こればっかりはやって見なければわからないというのが正直なところだと思います。

教科書をただ読むよりも動画の方がマシという人もいれば、塾などでやらされないとできない人もいるはずです。

 

しかし、自分の子供は強制されないとできない!と決めつけるのはあまりに早い決断だと言わざるを得ません。もはや塾に大金を払って行くメリットはこの強制力だけのようなものなのですから、少し様子を見てもいいと思います。

というより、そのための無料お試し期間です。これに関してはあれこれ悩むより実際に試して見る他ないと思います。

 

④ テキストを用意するのが面倒

スタディサプリの教科書は、ダウンロード版なら無料です。無料なのですが、タブレットは動画をいるために使っている、となるとやはりプリントアウトする必要が出てきます。

 

タブレットを2台用意するというのは現実的ではないので、仕方ないですが、このプリントアウトが結構めんどくさいという意見が多くあります。

実際、家にプリンタがないご家庭ならテキスト代もまあまあかかってしまうことになります。(公式サイトから購入もできますが、その場合は1冊1200円かかります。)

 

他にも、問題集などもダウンロードできるのですが、これも印刷するとなるとかなりプリンターを使いたおさなくてはなりません。

逆に言えば、テキストや問題集は紙媒体でなくても大丈夫!という人にとってはタブレットに全て教科書を詰め込んで置けるに等しいのでメリットになるかもしれません。

 

⑤ Wi-fiがないとすぐに通信制限になってしまう

スタディサプリは基本的にWi-fi環境下での利用を想定しています。動画コンテンツなので、容量が重く、すぐに通信制限いっぱいまで通信容量を使ってしまうからです。

そのため、家にWi-fiがなかったり、学校やいつも勉強しているところにWi-fiがないと結構厳しいかもしれません。

 

解決策としては、モバイルWi-fiなどを買うなどして耐えるか、スマホの通信容量を大きくしてテザリングなどの対策をするといいと思います。

最近では、Wi-fi 環境のあるところでダウンロードしておけば良くなったので、この通信容量の問題はかなり解決されるようになりました。

 

どれも、自分の置かれている状況である程度重要度は変わってくるので、自分の場合はどうか考えて見るようにしましょう。

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最後に:無料お試しをしてみよう!

スタディサプリのメリットとデメリットを紹介してきました。いかがだったでしょうか?

スタディサプリは、まだまだ改善の余地があるとは言え、オンライン学習という新しい教育の形を確かに示してくれていると思います。

地方格差や経済格差の是正にも繋がると個人的には大いに期待しています。

 

今回紹介できたメリット以外にも、使ってみるとまだいいことがあるかもしれません。デメリットも思ったほど煩わしくないと感じる人もいると思います。

あなたもぜひ、この機会にスタディサプリを始めてみてはいかがでしょうか?

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