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塾のタイプの「進学塾」と「補習塾」の違いとは?

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塾は大きく分けて「進学塾」と「補習塾」の2つのタイプに分けることができます。

ここでは、分かりにくい補習塾と進学塾の特徴について、それぞれの違いやメリット・デメリット、向いている生徒の特長についてまとめてみました!

難関校への進学希望者は進学塾へ通い、定期テスト対策や学校の授業の補習を受けたい生徒は補習塾へ通うといったイメージを持たれているかたも多くいると思いますが、それぞれの塾にはどのような特徴があるのでしょうか?

「進学塾」について

中学受験や高校受験、大学受験の入試対策に特化した塾を「進学塾」と呼びます。偏差値を上げるための塾と言い換えることもできます。

進学塾の特徴として、入試から逆算した年間のカリキュラムに沿って授業が進行しますので、学校の授業よりも進学塾の授業の方が進むスピードが速いです。例えば、中学受験向けの進学塾では2月から新学年のカリキュラムが始まります。そのため学校ではまだ習っていないことも先取り授業として進学塾では習ってしまうため、進学塾へ途中入塾を検討する際には注意が必要でしょう。

また、進学塾というと学校の成績上位者しかいないイメージもありますが、実際はそうではありません。多くの進学塾では学力別にクラスを設けているため、成績が中位層の生徒もいます。ただ入塾の際に入塾テストを実施している塾もあり、一定の学力以上の生徒しか入塾できない進学塾もあるため入塾前に確認してください。

補習塾とは

授業のフォローや定期テスト対策を行う塾

補習塾は、学校の授業や定期テストのための学習行う塾です。

学校における成績を上げることや、学校の授業についていけるようにすることを目的としており、学校の進度に合わせてカリキュラムが組まれます。

基本的には、学校の先取り授業定期テストのためのテスト対策が行われる塾です。

現在の学力を図るテストがある

入塾テストを行う場合もありますが、ほとんどの場合で入塾資格の確認というより現在の学力を把握することが目的です。

そのため、入塾テストの結果入塾ができないなどということはほとんどありません。

また、個別指導指導を行っている塾も多く、生徒に寄り添う形でサポートしていく形式が見られます。

ほかにどんな塾があるの?

進学塾と補習塾以外には、どのような塾のタイプがあるのでしょうか。

総合学習塾
受験対策や進路相談だけでなく、学校の授業のフォローや定期テスト対策などを総合的に幅広く指導してくれる塾を総合学習塾と呼んだりします。進学塾と補習塾の両方の性質を備えている塾といえます。

専門塾

専門塾ははあまりなじみがないといえます。

例えば鉄緑会は東大受験対策を専門として行っている専門塾といえます。もちろん進学塾ですが、その中でも基本的に東大受験を考えている生徒が入塾するため専門塾という名称がついています。

他にも、英検・数検など特定の資格をとるための塾や専門塾と呼ばれることがあります。

補習塾と進学塾のメリット・デメリット

補習塾のメリット/デメリット

自分に合ったレベルで学習できる

補習塾では、自分にあった学習ができるため成績が伸びずに困っている生徒も着実に成績を伸ばすことができます

補習塾の目的は、学校の授業の対策や定期テスト対策のため基礎基本を押さえることにポイントを置いています。

学習の結果が定期テストなどで実感しやすいため学習する意欲を保つことができます

少人数体制で学習できる

補習塾は少人数制で授業を行っている塾も少なくありません。

そのため、講師が一人の生徒に割く時間が自然と多くなり質問や苦手分野に対してしっかりと対応してくれます。

まず基礎基本から学びたいという方は、補習塾がオススメです。

学習のレベルが限られる

補習塾では、学校の先取りや定期テストの対策を行うことがメインなので学校で学ぶレベルのことを中心に学習が進んでいきます。

補習塾のカリキュラムには基本的に受験対策は含まれておらず、学校の学習進度に合わせた学習カリキュラムになっている場合が多いです。

特に私立校の受験を視野に入れている場合補習塾では対策が難しく、自分で勉強したり別途講座を受講したりすることも必要でしょう。

受験の情報が少ない

補習塾は規模が小さい塾が多いのが特徴的です。

大規模な塾と比べて学校情報や受験情報が乏しくなってしまうことが考えられます。

受験や進学を考えている方は進学塾に通うことをオススメします。

進学塾のメリット/デメリット

入試直結の学習

進学塾は、入試合格に直結した授業を受けられるのがメリットです。

志望校合格へのカリキュラムが組まれているのが特徴的です。

特に受験で通用するような問題演習を積み重ねることができるので、実践力が身につきます。

情報量が多く切磋琢磨できる

進学塾では情報量が多いのが特徴的です。

受験情報や入試情報が飛び交い、他の生徒と話をする機会も多いです。

同じ目標や同じ程度のレベルの生徒と一緒に学ぶことで、切磋琢磨しながらモチベーションを保つことも期待できます。

講師に質問しづらい

進学塾では、講師が生徒に一方的に授業する形式が多いので距離感があるというのが特徴的です。

受講する生徒が多いと講師に質問しづらい環境ができてしまい、結果わからなかったことが解決しないという可能性があります。

学校の授業についていくことも難しいという生徒は、進学塾で学習するのは難しいかもしれません。

他の生徒を意識してしまう

他の生徒と切磋琢磨できる環境は非常に学習環境としてはいい環境といえますが、意識しすぎてしまうと自分に合った学習ができなくなってしまいます

学力向上や受験合格には自分のペースに合わせて学力を伸ばしていく必要があります。

他の生徒が取り組んでいるレベルと自分の学習レベルがあっていないと、受験合格への道は遠ざかってしまいます。

補習塾に向いている子

学校の授業についていけない子

学校に授業についていけない子は進学塾ではなく、補習塾に通うべきです。

補習塾では学校の授業第一で学習を進めるため、学校の授業についていけない子は補習塾に通うことで学校の授業についていけるようになります。

推薦受験を考えている子

推薦入試を考えている生徒は補習塾で定期テスト対策をして、内申点や評定を上げられるように対策するべきです。

推薦入試では受験のための学習をしなくてよいので、定期テストで実力を発揮できるように勉強をしましょう。

進学塾に向いている子

学校の勉強よりも受験を意識している子

受験を第一に考えている生徒は進学塾に通うべきです。

進学塾ではほとんどの生徒が受験のことを考えて学習しています。

その環境で学習することで受験を常に意識し、自分の学力を少しでも志望校に近づけようという努力をすることができます

難関校を志望している子

難関校は比較的倍率が高く、情報戦になることもあります

過去問の傾向や質の良い解説などを求める生徒は、進学校に行き自分の志望校に合格するための武器を手に入れる必要があります。

傾向をつかむことは特に大学入試では大切になってくるので、自分の志望校によって進学塾に通うのかどうかを検討しましょう

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