ワンダ―ボックス (WonderBox) が創刊から2年目を迎え、教材がリニューアルされました。デメリットになっていたことが改善され、ますますパワーアップ!教材調査と自分の脳トレ(笑)のために創刊号から受講している私が、最新情報を盛り込みつつ、教材について口コミしますね。
ワンダ―ボックスは知育に効果的。次のようなメリットがあります。
特に注目したいメリットは、ワンダ―ボックスの知育効果。ワンダーボックスにすべて取り込まれている思考力育成アプリ「シンクシンク」には、IQや学力を顕著に伸ばす効果があることが、実証実験にて明らかにされています。
キットとアプリの組み合わせ
ワンダーボックスでは、毎月家庭に届く「キット」と呼ばれる箱に入った教材と、毎月更新されるアプリの両方を使います。アプリの利用に、タブレットかスマホが必要です
「キット」
2021年4月 箱がリニューアル
ワンダ―ボックスのアナログ教材は「キット」と呼ばれる箱に入って届けられます。画像は2021年4月号の「エジソン」。創刊初年度は「エベレスト」「ナイル」「サハラ」「アマゾン」などなど、世界の自然にまつわるタイトルだったのに、どうやら2年目は有名人でいくらしい?
実は、この箱自体にも楽しい仕掛けが!
2021年4月号「エジソン」から箱のデザインもリニューアルされ、ミシン目をめくるだけで簡単に開封できるようになりました。初年度は粘着テープを剥がす必要があったので、「便利になった」と喜んで中を見たら………クスッと笑ってしまった!
中にはエジソンの名言が!
今年度は名言シリーズが続くらしい?こういう細部に至るまで子どもを楽しませてくれるのが、ワンダーボックスの良いところ。親子の会話のネタにもなります♪
アプリのカギ
キットの箱を開けると、中にはアプリのカギを開けるためのクイズが!
クイズの答えをアプリに入力すると、アプリのコンテンツが新しい月のものに更新される仕掛けになっています。ワンダーボックスは最初から子供を楽しませてくれます!
ちなみに初年度のワンダ―ボックスは、箱自体が工作材料になっていました。こちらは2020年6月号のキットの箱の内側。「きみだけの いきものを つくろう!」と書かれています。
2021年4月のリニューアル後は、箱で工作というのはなくなったようです。箱を工作に使ってしまうと、その後、中に入っていたものをしまえなくなるというデメリットがあったからかもしれません(笑)
トイ教材
ワンダ―ボックスのキットに入っている「トイ教材」は、2ヶ月おきにテーマが変わります。「よくこんなにネタが尽きないな~」といつも関心しています。子どもが飽きずに継続できる仕掛けが、こんなところにもあります。
2021年6月号「パチッとグリッド」
最新のトイ教材は「パチッとグリッド」です。
64本のピンがついてるボードに輪ゴムをかけて、お題に沿って色々な形を作っていきます。
どのピンとどのピンを輪ゴムでつなげればどういう形ができるかを、イメージすることが必要になります。条件に合うような線を作るにはどうすればよいかを考えたり、全体の中で特定の図形だけを見つけ出したりと、図形センスが養われていきます
ワンダーボックスのトイ教材は変化に富んでいます。受講開始後、同じものが繰り返されることはないのだそう!そしてどれもが遊びながらなのに、実はすごく思考して、脳が鍛えられる。子どを賢くする仕掛けが満載です!
ハテニャンのパズルノート
ワンダーボックス(WonderBox)のキットには、「ハテニャンのパズルノート」というワークブックも入っています。
毎月、「迷路」問題の切り口が変わるので、新鮮です!
パズルは子供の脳に良いと言われてますよね。ワンダーボックス「ハテニャンのパズルノート」は脳に良いのはもちろんですが、奥深いんです!問題を解くだけでなく、自分で問題を作ることまでやらせてくれます。これは他の通信教育にはないですね!
ハテニャンのパズルノートはアプリと連動しています。自分で問題を作って、アプリでハテニャンに問題を送ることもできちゃうんです。私は下の自作問題をハテニャンに送ってみました。すると「おへんじはあしたとどくよ」のメッセージが表示されました。
翌日アプリを起動させたら、確かにハテニャンからお返事が届いてました~(^^)/
自分宛に返事が届くというのは、子供にとって嬉しいはず。ハテニャンから返事をもらうために、子供達は問題作りに励んでくれるかも。素晴らしい作品はアプリ内で表彰されることもあるので、それを目指して頑張ってくれるかもしれませんね。
良問を作るために、子供達は試行錯誤するでことでしょう。答えが1つだけになるようにしようとか、こっちなら行けると見せかけてその裏をかいてみようとか、どうしたら難しい問題になるだろうとか、発想力、創造力、思考力を総動員させながら楽しんでくれることと思います。
なお、ハテニャンのパズルノートは、学年別(【年中・年長】【小1・小2】【小3・小4】)に異なるものが届けられます。また1冊が易→難へと少しずつレベルアップしていきます。シールを貼りながら作問するページもあります。お子さんが、無理なく、楽しみながら、取り組めるように工夫されていますよ。
ペーパーコンテンツ
キットの中には、「ペーパーコンテンツ」として、これまで「ビッグペーパー」というB1サイズの大きな紙が入っていました。
ビッグペーパーは巨大迷路になっていたり、紙の上にトイ教材を置いて遊べたりと、それはそれで楽しかったのですが、「全学年共通」というデメリットがありました。つまり、お子さんによっては、お題が簡単すぎたり、難しすぎたりしたのです。
そんなデメリットを改善する目的もあったのでしょう、ビッグペーパーに変わって、2021年4月、新しいペーパーコンテンツが登場しました!新ペーパーコンテンツは、問題が【年中・年長】【小学生】と2パターンに学年対応しています。年代に合った難易度の問題が届くので、お子さんがより取り組みやすくなりました。
2021年4月号のペーパーコンテンツは「カードトラベラー」。
問題シートに掲載されていた遊びのうちの1つを紹介しますね。(画像は小学生用のものです。)
条件に従って、正しいカードを並べます。カードに描かれている果物の種類によって置けるカードが決まるので、論理的に考えなければなりません。
並べ終えたらこんな感じ↓↓ 大人の私でもちょっと時間がかかってしまいました (^^;
カードを並べ終えたら、正方形の形に並んでいる果物4種類を探します。ちょっと考えてみてください!
特定の図形が浮かび上がって見えるような、平面図形のセンスが養われる問題になっていました!私はセンスがないとみえて、なかなか正方形が見つからなかった(^^;)
遊びの中で図形のセンスが養える機会を、ワンダ―ボックスはたっぷり提供してくれますよ
アプリ
タブレット画面でこの箱の絵ががブルブル震えて、カギが開く瞬間が楽しい♪ワンダ―ボックスはあちこちで子どもを楽しませてくれます。
なお、アプリのカギを自分で開けられるのは、毎月25日~翌月5日まで。その後はアプリのコンテンツは自動的に翌月内容に更新されます。アプリのカギ開けを楽しむには、タイミングに気をつけてくださいね。
シンクシンクプラス
大リニューアル
シンクシンクプラスは、2021年4月に大リニューアルしました!
2021年3月までは、シンクシンクプラスで遊べるゲームの種類は限られていました。
【月ごとに決められたゲーム3つ + 日替わりゲーム1つ】の構成でした。
これが、2021年4月号では、なんと、毎日90種類以上(「年中・年長コースは50種類」)の中から自由に選べるようになったのです!この数は、100種類以上に順次増えていくのだそう。
シンクシンクプラスホーム画面の ? をタップすると……
自由に選べるシンクシンクプラスの思考力ゲームがぞろぞろ出てきます!
さらに、?以外の7つのゲームは、毎月変わる20種類のゲームの中から配信されます。つまり、毎日ゲームが入れ替わるということ(同じものが含まれることもあります)。
この20種類は、分野のバランスを配慮しながら毎月更新されるのだそう。
ワンダーボックスのメリットの1つは「飽きにくい」ことです。今回のリニューアルでシンクシンクプラスのゲームが毎日変わることになり、「今日はどんなゲームだろう?」「何をしよう?」とお子さんの楽しみが増えます♪
なお、シンクシンクプラスは学年対応しています。【年中・年長】【小1・2年】【小3・4年】に分かれ、年代に合った問題が出題されます。例えば、【年中・年長】向けには、ルールを理解しやすい直感的な問題が優先的に出題されるので取り組みやすくなっています。どの年代グループのどの問題でも、最難関レベルまで取り組むことができます。
シンクシンクプラスで1日にプレイできるゲームは3つまでです。制約を設けることで、お子さんがプレイに集中できるように配慮されています。
みかんのじかん
並べられたミカン全部を、うまくヘビ達に食べさせるゲームです。ヘビをスワイプして伸ばし、ミカンを順に食べさせます。1匹のヘビが食べられるミカンは4個です。
行き止まりの岩があるので、どのヘビにどのミカンを食べさせるかを考える必要があります。論理性や戦略性が養われます。
おやころりん
この立方体はスタンプ。6面には、おたまじゃくし・カエル・イモムシ・ちょうちょ・ひよこ・にわとりが描かれています。3組の親子なので「おやころりん(親子・ころりん)」というらしい(笑) 親子は同じ色で、スタンプの正反対の面にいます。
スタンプがコロコロ進み、ゴールの赤いマスにはどの面が押されるのかを答えます。
これ、私にはかなり難しかった!見えない面は何なのかを考えながら、イメージの中でスタンプを動かさなければなりません。思考力や空間認識力が養われます。
ちなみに立方体やサイコロを転がす問題は、小学受験や中学受験にも出題されることがあります。受験生は対策に苦労するのだそう。そんな難しいことを、ワンダ―ボックスなら楽しみながらできてしまうのだから、すごいです!
ゆかピカめいろ
ほうきを持っている女の子が全ての床を掃除して、ゴミ箱にゴールできるようにします。同じ床は1回しか通れず、隣の床に移りながら1回ずつ掃除をするという条件があります。
次に行ける床は灰色というヒントがありますが、複数の床が灰色になっている場合もあるので注意が必要です。
よく考えないで進む床を選んでしまうと、全部の床を掃除できないことになります。でも失敗や試行錯誤が脳に良いのです。だんだん先を予想して進んだり、ゴールから逆算して考えたりできるようになります。戦略性や論理思考が養われていきます。
いくつおおい?
メロンはスイカよりいくつ多いかを答える問題です。
単純にメロンとスイカの数を数えて、ひき算をすれば答えは出ますが、この問題は、数を数えたりひき算をしたりするためのものではありません。そうではなく、視覚的に2つを対比させるのがポイントです。メロンとスイカの数が同じになっているところを見つけ、余った部分が答えとなります。
答え合わせの時に問題に線が引かれて、「こう考えればいいんだよ」と教えてくれます。
あなうめパズル
空いているところにピースを入れて、パズルを完成させます。左右対称になるように埋めていくのがポイント。
平面図形のセンスが養われる問題です。
いっとうりょうだん
立体に赤い点が付いています。この赤い点を全て通るように「一刀両断」したら、切り口はどんな形になるかを答える問題です。
立体の切断は中学受験の頻出分野。ワンダーボックスなら、ゲームの中で学べてしまいます!空間認識力が養われる問題です。
バベロンプラス
毎月1つの問題にじっくり取り組みます。【年中・年長】【小学生】に分けて難易度が調整されていますが、【年中・年長】向けでも、終盤は大人でも難しい問題が出題されるのだそう。
最後まで解き切ると、画面に3つの塔が完成します。後半は大人でも頭をかかえてしまうほど、ハイレベルな問題が出題されます。私は根気がなく、塔が3つ建ったことがありません(^^;)
ワンダーボックスは、粘り強さまで養ってくれますよ!
出題された問題を具体的に紹介しますね。
どうろせいび
2021年4月号バベロンプラスの問題は「どうろせいび」
バスが通れるように、ブロックを消して道を平らにします。ハンマーの数(ここでは2つ)だけ、ブロックを消すことができます。
「このブロックを消したら、このブロックがこう動いて……」とイメージしなければならないので、空間認識力が養われます。誤答だとしても指示通りにブロックが動く様子を見ることになるので、そのまま学習になります。失敗したら右の矢印ボタンを押して、何度でもやり直せます。試行錯誤しながら答えにたどり着く過程で、思考力が養われていきます。
おかえりヤドカリ
2020年8月号のバベロンプラスは「おかえりヤドカリ」でした。
赤と青のヤドカリは同時に動きます。この2匹を、それぞれの色の貝までゴールさせます。
2匹はシンクロして動いてしまうのが厄介です。壁を利用して、片方を壁にひっかけて行き止まりにさせて、2匹の動きをずらさなければなりません。
2つの事を同時に考えるのって難しい!ここで求められるのが論理性。どの壁を使ってどっちのヤドカリを行き止まりにさせ、ゴールに辿り着けるかの戦略を立てなければなりません。
とはいえ、実際は右側のやり直しボタンを使って、試行錯誤することになると思います。試行錯誤する中で思考力が養われていきます
アトラニアス
ワンダ―ボックスのアトラニアスでは、算数オリンピックにも登場するような、とても難易度の高い問題が出題されます。
ワンダーボックスのデメリットとして、先に「難しすぎることがある」点をあげました。それを改善するために、2021年4月のリニューアルで、トイ教材とアプリの一部が学年対応になりました。しかしアトラニアスは、あえて全学年共通のままになっています。
アトラニアスは「最高峰の問題」という位置づけなんですね!確かに大人がやっても難しいです。
なお、アトラニアスは月の途中でも問題が更新されます。毎月4題の超難問にチャレンジできますよ。
具体的に紹介しますね。
2021年4月「エジソン」の問題
道をふさいでいるブロックを1つだけ動かして、ゴールに行けるようにします。思考力が養われます。
ちなみにアトラニアスでは、画面に絵や線を書き込んで考えることができます。2020年8月「イグアス」の問題
カギを取るために、1~6のどれを切ればよいか答える問題。
「ここを切ったらこうなって……」と頭の中でイメージすることが必要になります。やはり思考力が養われますね。私はカギから逆算して考えてみました
たいせん!ボードゲーム
ワンダ―ボックスの「たいせん!ボードゲーム」は、1人で練習したり、家族と対戦したり、オンラインで他のユーザーと対戦して楽しむことができます。
時期によりゲームの種類は変わります。
ボードゲームでは、相手の動きを予測してどうゲームが展開していくかを考え、自分の動きを決めていきます。それによって、ゲームをしながら論理性や戦略性が養われていきます。
家族で一緒に楽しめるのもいいですね!
ワンダーボックスで期待される学習効果
ワンダーボックスの学習効果が気になりますが
ワンダーボックスを学校で取り入れたカンボジアでは、3ヶ月後のカンボジア国家学力テスト(算数)にて
以下の3項目にてポイントが向上し効果が見られたそうです。
- 偏差値にて平均 約6.9ポイント
- 国際的な学力調査TIMSSにて平均 約6.0ポイント
- IQテスト(田中B式)にて平均 約8.9ポイント
ワンダーボックスは国語や算数といった教科教育を学ぶ教材ではありませんが、好奇心を育て「学ぶことが好き」になれば、他の教科に対しての意識も変わってきます。
考えるのは楽しい!間違ったっていいんだ!
ほかの方法を試せば何か道があるに違いない!
この繰り返しはこれからのAIやロボットとの共存の時代に必須の考え方で、ワンダーボックスでは遊びながら自然と学べるようになっています。
ワンダーボックスに対する専門家からの評価
ワンダーボックスは教育の専門家から見るとどんな評価なのでしょうか?
2名の専門家の声をご紹介します
教育の専門家の声
WONDERBOXを見た瞬間に、これは家庭教育を変えるだろうと確信しました。思考力と感性が問われる時代であり、STEAM教育の時代です。
が、家庭でやるのは簡単ではない。子どもが「遊び」として没頭するのに、どんどん頭がよくなる。WONDERBOXはそういう教材です。
花まる学習会代表 高濱正伸
今まで見たことがないような斬新なコンセプトで、度肝を抜かれましたね。問題ステップも敢えて誘導するぎないように設計されていて、「見えないものを見る」ことにも繋がる。ひとつひとつのコンテンツや問題が、丁寧に設計されていると感じました。こういうものに幼い頃から触れていたら、きっと考えることが大好きになるでしょう。
数学教師 井本陽久
参照:
遊びながらクリエイティブな能力を鍛えられる教材だということがわかります。
実際、アプリゲームの内容を見ても算数で必要となる空間認識の問題になっていたりするので、遊んでいるようでも算数的な考え方を身に着けられるようになっていると思いました。
アプリのゲームは算数オリンピックの問題を作っている方が開発しているので信頼がおけますね。
ワンダーボックスのメリット/デメリット
メリット
WONDERBOX/ワンダーボックスのメリットはたくさんあるのですが、重要だと思っているメリットは以下の5点です。
- 楽しんで毎日取り組んでいる
- 試行錯誤する経験をたくさん出来ている
- 継続して試行錯誤すことが結果につながることを体感できる
- 失敗を経験できる
- 他の子供達の作品をみて刺激を受けられる
これらのポイントは大人になってからも必要なスキルです。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように
楽しい!好き!という気持ちは学ぶ上で一番と言っていいほど大切だと思います。
教材を購入したはいいものの、珍しくて最初は楽しそうにやっていたのに今では全く手をつけなくなったということもありますよね。
子供の楽しいという気持ちを長く持続させるというのは実はかなり難しいのかもしれません。
ワンダーボックスでは毎月届く新しいキットや好奇心をかけたてるアプリゲームなど(こちらも毎月新しく更新されます)子供をひきつける工夫がされているからこそ興味が続いているんだと思います。
好奇心や試行錯誤は教えて身に付くものではないので、自ら楽しい!もっとやりたい、失敗してもいいんだ、考えることは楽しいとワンダーボックスを通じて感じて欲しいです。
大人になってからも必要なスキルが学べる
ビジネス用語に「PDCA」という言葉がありますが、
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)
この頭文字をとってPCDAといいます。
ビジネスだけでなく勉強でもそうですが、より良くするためにはPCDAを考える必要があり、それをパズルやゲームで自然と学べるのがワンダーボックスです。
取り組みをしている子供はどう思っているの?
実際に教材を使っている娘にも感想を聞いてみました!
8歳の娘
鍵の謎が解けてボックスがあくのが楽しい
「ずっこけ美術館」で自分の作品が「ピックアップ」に選ばれたのが嬉しかった
ちょっと意外でした!いつもやっているゲームをあげるのかと思いましたが、大人と子供では少し感覚が違うのかもしれませんね。
最近は読む本も謎解き系が好きなので、問題を解く楽しさを知ったのかも。
ワンダーボックスのメリットをあげてきましたが、デメリットもいくつか考えられます。
デメリット
実際に使ってみて感じた難しさ/デメリットがいくつかあります。
それは以下の2点です
- キットを使いこなせていない時がある
- 学習効果が見えづらい
キットを使いこなせない
キットは写真のように大きな紙や「シェイビー」という図形のパーツなど
手を動かしながら学べるものです。
脳の発達には手先を動かすのはとても良いので、アプリだけでなく具体物があるのはとても良いのですが、子供はやっぱりアプリのほうがやりやすいですし、実際やりたがります。
ワンダーボックスの親への手引きではすべてやらなくても良いとはなっています。それは、強制ではなく子供が自然と学んだりクリエイショするのを楽しんでほしいから。
とは言え、親としては教材を購入するからには全て使って欲しいですよね。
なので、我が家で工夫しているのは、
「他の子供たちの作品を一緒に見る」ということです。
毎回つきっきりでなくても良いので、少しの時間一緒に他の子供の作品を見て感想を言い合い、「作って投稿してみよう!」と誘うと本人のやる気が上がります。
お友達の作品をみるのはとても良い刺激になりますし、自分の作品が他の作品と並ぶことで自信にもつながります。
学習効果が見えづらい
先述の「ワンダーボックスの効果」にある通り、ワンダーボックスでの学習により偏差値やIQでのポイントの向上が見られ、学習効果は見込めるという研究結果があります。
ただ、国語や算数のように効果が目に見えてわかりやすいものではないので
月謝を払ってまでやる意味はあるの?と思うかもしれません。
未来への種まき
ひとつ重要なのは、これからの時代は私たち親の世代の常識とは
全く違うということです。
「目に見えてわかる学習効果」と言うものはつまり計算や漢字といった暗記科目が該当すると思います。
ただ、その分野はこれからはAIやロボットが担うようになります。
どれだけ計算が速く正確でも、コンピューターにはかないません。
どれだけ物知りでも、Googleで検索すればすぐに答えは出てきます。
将来的には仕事の半数以上をAIやロボットが行うとも言われています。
そんな時代に必要なスキルは
「目に見えない」のです。
親としては空気をつかむような感覚で歯がゆく思ったり、
遊んでいるだけで大丈夫なのかな?と不安に思うこともあるでしょう。
常識的な考えを変えるというのは難しいです。
しかし、ワンダーボックスが学習の目的としている
- 感じる:感性・興味・好奇心
- 考える:知性・思考力
- つくりだす:創造性・想像力・発想力
これらの項目はこれからの子供達が必要となるスキルです。
だからこそ世界中でSTEAM教育が取り入れられ、アメリカでは国家戦略として今後の人材育成のために学校にて教えられています。
世界的なムーブメントからすると日本は本当に遅れています。
まだまだSTEAM教育を知らない人もたくさんいます。
プログラミング教育を学校で学ぶようになるとは言え、今の小学校教育では限界があります。
今後どのように変わるかはまだ未知数ですが、幼児期の頭が柔らかく独創性にあふれる時期に楽しみながら学べるワンダーボックスは
貴重な学びとなり未来へつなげてくれるでしょう。
ワンダーボックスの評価・口コミのまとめ
実際ワンダーボックスを3ヶ月間使ってみた感想をお伝えしました。
なんとなく楽しそう…と気軽な気持ちで始めたワンダーボックスですが、
思いのほか良かったのでこれからも継続していきたいと思います。
公式ホームページでは実際キットやアプリを使っている動画が見られますし、提供されているアプリのパズルなどひとつひとつの詳しい説明もありますのでご覧になってみてください。
WONDERBOX/ワンダーボックスが良い学びとなりますように!
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