アパレルやファッション業界に特化した転職エージェントとして有名なのが、「クリーデンス」です。
アパレル&ファッションに特化しているため、どこか惹かれるエージェントですよね?
しかし、大手エージェントなどと比べるとイマイチ知名度が弱いです…
そのため、
「キャリアアドバイザーは頼れる人なの?」
「求人数がちゃんとあるのか心配…」
「アパレル求人でも優良企業をちゃんと保有出来ているの?」
といった不安要因も多いと思います。
そこで今回は、実際に「クリーデンス」を利用した方の口コミを踏まえ、悪い評判なども全てお伝えしていきたいと思います。
<この記事の結論>
クリーデンスは、アパレル業界の転職支援に特化した人材会社です。
そのため、他社エージェントにはない業界知識があり、より専門的なアドバイスが受けられる事が魅力です。
しかし、「全体的な求人数では大手エージェントに劣る」「アパレル業界以外と比較出来ない」と言うデメリットがあるのも事実。
そこであなたにオススメしたいのは、最大手リクルートエージェントとの併用です。
合わせて活用する事で、転職先の選択肢がグッと広がりますよ!
クリーデンスの評判口コミ!利用者の感想から分かるメリット
クリーデンスを実際に利用すべきか検討する際に、実際に使ってみた人のリアルな口コミが知りたいと思う人は多いです。
そこでまずは、「クリーデンスを使って良かった!」という方の口コミをチェックしていきましょう。
使って見て良かった!というユーザーの口コミ内容は下記の通りです。(口コミは転職ラボ監修で作成)
・外資系に転職成功!キャリアアップが実現できました。
・キャリアを活かせる大手企業を沢山紹介してもらえた!
それぞれ見ていきましょう。
良い口コミ①:外資系に転職成功!キャリアアップが実現できました。
まず1人目の口コミですが、クリーデンスで転職して、キャリアアップに成功出来たとの声です。
クリーデンスであれば、外資アパレル会社も多く、キャリアアップ転職もしやすいです。
外資と言っても国内店舗で勤務ですから、別に英語が必要というわけでもありません。
日本企業に比べてドライな社風の会社も多く、人間関係で悩みを抱えづらいのもメリットですよ!
良い口コミ②:キャリアを活かせる大手企業を沢山紹介してもらえた!
ある程度のキャリアがある人であれば、転職すれば高確率でキャリアを磨くことができます。
今の時代は転職市場は売り手市場、企業は人手不足で悩んでいますから、結構いい条件を提示してくれるのです。
このまま仕事を続けても先が見えないな…と思っている人は、転職してガラッと景色を変えてみるのもアリですよ!
クリーデンスのデメリット
良い口コミがほとんどであるクリーデンスですが、一部デメリットと感じられる内容も見られました。
大きく分けて、以下の3点です。
- 未経験者はサポートを断られることがある
- 東京・大阪以外の求人が少ない
それぞれ実際の口コミを用いながら解説します。
未経験者はサポートを断られることがある
未経験者でも登録できると述べたものの、人によってはサポートを断られる可能性もある点が、クリーデンスのデメリットの1つ目です。
基本的には、業界未経験でも問題はないのですが、デザイナーやパタンナーなど専門スキルを要する職種となると話は違うようです。
東京・大阪以外の求人が少ない
クリーデンスのデメリット2つ目は、東京・大阪の求人以外が少ない点です。
実際、下記の表を見てみると、東京と大阪の求人がほとんどを占めており、地方の求人の割合の少なさがわかるでしょう。
クリーデンスの利用がおすすめな人
クリーデンスに関する評判をまとめた結果、利用に向いている人の特徴は、以下となります。
- アパレル業界への転職を検討している人
- 様々な職種の求人を見たい方
- 東京・大阪に住んでいる方
上記の項目に当てはまれば、是非以下から気軽に登録しましょう。
クリーデンスは、アパレル業界を目指すのであれば、全員におすすめできるサービスであるものの、地方の求人数は多くないという欠点がありました。
その欠点をカバーするためには、1つのサイトだけではなく、複数のサイトに同時に登録しておくことを推奨します。
そのため以下からは、クリーデンスと併用したいアパレル特化型の転職エージェントを紹介していきます。
クリーデンスと併用したい転職エージェント
ここでは、クリーデンスのデメリットである地方求人の少なさを補える転職エージェントをご紹介します。
今回、クリーデンスと併用したいおすすめの転職エージェントを、以下の3基準で厳選しました。
選定基準
- 求人数・質
…アパレル・ファッション業界の求人の量や質は十分かどうか - 提案力
…求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか - サポート力
…コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか
上記の基準に合致していて、利用者の総合満足度が高かった『おすすめの転職エージェント』は以下の2社です。
- エラン|老舗のアパレル業界転職サービス
- iDA|ファッション・アパレル・コスメ業界に特化
もちろん、都内在住の方にもおすすめできるサービスなので、一度チェックしてみてください。
エラン|老舗のアパレル業界転職サービス
『エラン』は老舗のアパレル業界専門の転職エージェントです。
アパレル業界出身のキャリアコンサルタントが相談に乗ってくれ、サポートの質は大変優れています。
職種別の経歴書フォーマットを提供・添削してくれたり、面接をするときは事前のアドバイスをしてくれたしするのはもちろん、場合によっては面接本番に同席してくれます。
アパレル業界を目指している人は、是非一度サイトを覗いてみましょう。
iDA|アパレル・ファッション・コスメ業界に特化
『iDA』は、ファッション・アパレル・コスメ業界の転職に特化した転職支援サービスです。
全国22拠点展開されており、1万件以上の求人を保有しています。
『iDA』の強みはなんと言っても、有名ブランドからの支持がNo.1であることです。
そのため、大手ブランドに転職希望の女性やキャリアップを目指したい女性におすすめです。
クリーデンスをより効果的に利用する7ポイント
この章では、クリーデンスをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 担当コンサルタントをシビアな目でみる
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
キャリアコンサルタントも売上目標があり、日々追われています。
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば遠慮なく変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
クリーデンスも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
【図解】クリーデンス利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
クリーデンスに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたがクリーデンスのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べるとクリーデンス経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなどクリーデンスであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
アパレル・ファッション業界によくあるQ&A
この章では、「クリーデンス」やアパレル業界への転職時によくある質問をまとめましたので、参考にしてみてください。
- どんな資格があれば有利?
- MDやプレスにはいつなれる?
- 未経験でもアパレル業界へ転職できる?
- 年齢制限はある?
- 転職サービスの利用を断られることってある?
Q1.どんな資格があれば有利?
職種別に持っていると有利になる資格を以下にまとめました。
職種 | 資格 |
店舗・販売スタッフ |
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デザイナー・パタンナー |
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バイヤー・MD・VMD |
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マーケ・法人営業 |
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事務・その他 |
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Q2.MDやプレスにはなれる?
MDやプレスに憧れてアパレル販売員になった方も多いと思いますが、結論としてMD・VMDやプレスの求人件数はとても少ないので、難易度が高いです。
MD・プレスになるには、ある程度の業界経験がないと難しいため、未経験にはおすすめしません。
現在アパレル業界で働いている方であれば、異動願いを出す、またはMD・プレスの求人が多い転職エージェントに相談するなどをしてみると良いでしょう。
Q3.未経験でもアパレル業界へ転職できる?
難易度は高いですが、十分可能です。
ほぼすべての人が、販売・接客からスタートしているので、店舗スタッフとして経験を積めば、今後、MD・VMD・バイヤーなどのキャリアアップも見こめます。
しかし、デザイナーやパタンナーを志望する場合は、製作の経験や専門的な知識が求められるため、専門学校などで実際に専門知識を学ぶことが必要です。
Q4.年齢制限はある?
アパレル・ファッション業界に年齢制限はありません。
しかし、年齢が高ければ高いほど、難易度は上がります。
また、自分の年齢に見合ったブランドに転職、または異動することをおすすめします。
Q5.転職サービスの利用を断られることってある?
残念ながら、あります。
転職エージェントは、企業に人材を紹介して初めて紹介料として利益を生み出すので、紹介できる求人が少なく、お金にならなさそうな人に関しては、サポートが疎かに傾向があります。
申し込んだ段階でサポートが厳しいと伝えてくれる場合もありますが、登録してから連絡もせずに放置してくる場合など様々です。
上記のような場合は、他に転職エージェントはあるため、別の転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
まとめ
今回は、クリーデンスの評判をテーマにお話ししてきました。
結論、アパレル業界を検討するのであれば、基本的に全員へおすすめできるサービスであるため、一度相談ベースで気軽に登録してみることを推奨します。
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