【 地域密着型・「働き方」を重視する転職求人サイト 】
リクルートが運営する地域密着をテーマとした転職求人サイトです。同企業で有名な「リクナビNEXT」との違いとしては、企業規模よりも”働き方”や”人間関係”を重視するスタイルを希望する方向けのサイトになっています。確かに「はたらいく」というネーミングもやわらかくてバリバリ働く人向けって感じではないですね。 都道府県別に求人情報が掲載されており、大変使いやすく、地元の中堅企業や優良中小企業の求人も多く掲載されています。
求人広告の掲載料も比較的安価なので、地方中小企業も気軽に掲載できるようです。 未経験歓迎の求人も多く、今の仕事環境を変えて働きたい、次は職場の人間関係や自分らしい働き方を大事にしたい、という方が異業種へ転職するにはぴったりでしょう。 こういった働き方を希望する方は、登録してレジュメ(職務経歴書)を追加しておきましょう。レジュメを登録しておくと、その地域や働き方の条件に合った企業からアプローチがあるので「はたらいく」を有効活用できます。
◆転職エージェントと併用を!
転職活動をするときは転職サイトと転職エージェントの併用をオススメします。
エージェントはその人にあった求人を紹介してくれるので、「エントリーしても話が進まない」なんてことがありません。
マイナビエージェント、アイデムエージェント、パソナキャリアは口コミ評判がいいので登録しておくべき転職エージェントと言えます。
もう騙されたくない。嘘求人を見破る方法
更新されるたびに同じ会社の求人が出ている
はたらいくに限らず、転職サイトの求人は定期的に更新されています。本来なら、応募期限が切れた会社の求人が消えて新しい求人が出るはずですが、期限が切れたはずの会社の求人がまた載っているということがあります。
求人サイトの「常連企業」というのは、人が集まらない、もしくは集まってもすぐに人が辞めているため、繰り返し同じ求人を掲載しているといえます。転職活動中に何度も求人が出てくる企業は避けましょう。
採用予定人数が多い求人に要注意
求人によっては、採用予定人数が記載されていますが、人数が多い場合は要注意です。採用してもすぐに退職する人がいるということを見越したうえでの募集なので、人材を大切に扱っていない企業と考えられます。
また、社員の若さを強調している求人も気を付けましょう。設立したてのベンチャーならともかく、ある程度の人数が揃っているはずの企業で若い人材しかいないというのは、採用された人が長続きせず、すぐに辞めてしまっている証拠です。
はたらいくは大手企業より中小企業の求人が多い
はたらいくの求人は全国に対応していますが、基本的に地元密着型の求人サイトです。そのため、大手企業よりも中小企業の求人が多いことが特徴です。求人の豊富さ企業の規模にこだわるなら、同じリクルートが運営するリクナビNEXTの方がおすすめです。
都合のいいだけの話はない
たとえば、スタートから高収入、年間休日数が多い、賞与回数が多い、といった条件はとても魅力的ですが、そもそもある程度のスキルやキャリアがなければそんな好条件はありえません。
こういった好条件の求人は「釣り求人」とも言われ、見かけの良い条件にひかれて応募しても実際は全く条件が違うということになります。
はたらいくの利用者からも「月給20万円+手当でスタート、と聞いたのに、実際の給与基本給14万、職能給2万、固定残業代4万、諸手当数千円だった」という口コミがあるので、求職者にとってあまりにも都合の良い条件の求人は要注意です。
パッと見は良い条件でも、よくよく考えるとおかしい…?
求人票を見て、「残業なし」「未経験者歓迎・学歴不問」「年間○○日休み」といった文言が目立つと、良い条件だと思ってしまいがちです。
しかし、「残業無し」は実際は「残業代がなし」ということで、残業はある上に「固定残業代」が月給に含まれていたということもあります。サービス残業を強要され、残業手当がない可能性も少なくありません。他にも、「契約期間、業務内容は応相談」となっているけれど、面接で確認したら企業にとって都合の良い条件でしか働けない、という口コミもありました。
このように、怪しい求人票にはミスリードを誘うような記載が多く、ブラック企業ほど求人票の内容が綺麗なのが現実です。
企業の口コミサイトをチェック
検索すれば、企業ごとの口コミサイトもあります。良い口コミ、悪い口コミどちらもありますが、実際にその企業で働いていた人の生の声が聞けるのは求人選びに役立ちます。
求人票だけでは分からない、実際の残業時間や福利厚生、社内の雰囲気など、気になる情報が集められている可能性があります。
働いていた人の声はもちろん、面接ではどんなことを聞かれたかなど、応募した人の口コミがされているケースもあります。
雇用通知書の内容をくまなく確認する
求人票と違うところや疑問点があれば、その場で質問することが大切です。入社してから「求人票に書いていたことと違う」と言っても後の祭りです。たとえ求人票と現実が違うという理由で退職したとしても、職歴に傷がつくことには変わりません。無駄なバツを増やすのはなるべく避けたいので、自分でリスク管理をすることが必要です。
転職エージェントを利用する
転職エージェントは転職サイトなどと違い、専任のキャリアコンサルタントが担当について転職活動をサポートしてくれます。企業との繋がりもあるキャリアコンサルタントを経由して応募するため、応募前に企業の内情を知ることもできます。
ただし、転職エージェントは職歴がない既卒や社会人経験が浅い第二新卒は利用できないケースもあります。登録できても応募できる求人が少ないなどのリスクもあるので、注意しましょう。
業界最大手のリクルートエージェント
新卒の就職活動で「リクナビ」を利用する人も多いですが、転職エージェントとしても大手なのがリクルートエージェントです。圧倒的な量の求人数を扱っていて、業種や職種も幅広いので、情報収集にも役立ちます。
また、転職実績も業界トップクラスでノウハウもあり、はじめての転職活動をする人にも安心です。登録者だけが閲覧できる非公開求人も多数あるので、登録しておいて損はない転職エージェントです。
各業界事情に精通した470名以上のキャリアアドバイザーの履歴書や職務経歴書のまとめ方など応募書類の添削や面接対策アドバイスも実践的です、転職イベント・企業セミナーなど無料セミナーも充実しています。拠点も全国主要都市に16箇所あり全国を網羅しており、土日の相談が可能なのも有難いですね。
まとめ
はたらいくはブラック企業の求人も載っているため、応募する際には自己防衛が必要です。嘘の求人情報を見破るためには、
・求人広告を常に掲載している企業
・採用予定人数が多い求人
・求職者にとって、あまりにも都合が良い条件の求人
の3点に注意しましょう。自分ではブラック求人と優良求人を見分けられそうにないという人は、転職エージェントでキャリアコンサルタントに頼ると安心です。ブラック求人に引っかからないために、しっかりと情報収集をして見極めるようにしてください。
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