こんな人のための記事です。
私フルーツは、現役の経理部員です。
- 日商簿記検定1級
- 証券アナリスト
- TOEIC730点
などを取得しています。独学での勉強経験もありますし、資格スクールもいくつか利用したことがあります。
そんな勉強好き・資格好きの経理部員が、クレアールを徹底チェック。
- 評判はどうなのか?
- 使うとメリットはあるのか?
- 逆にデメリットは何か?
- 結局、クレアールは資格スクールとしてどうなのか?
などをまとめます。
クレアールの概要
クレアールは
- 公認会計士
- 税理士
- 簿記検定
- ファイナンシャルプランナー
- 社会保険労務士
- 宅地建物取引主任者
などの講座を取り扱う、資格スクールです。
設立は1998年ですが、その前身は企業経営者養成専門機関→学校法人・専修学校。今日までに、すでに50年以上の実績とノウハウがあります。
スクールの特徴は、圧倒的コストパフォーマンス。
- 時間
- 費用
の両面で、学ぶ人の負担を抑えるべく、徹底的な効率化をはかっています。
特に有名なのが「非常識合格法」。
学習対象を合格に必要な範囲に限定し徹底して習得する、クレアール独自の効率的学習法
(クレアール公式HPより(太字は筆者))
- 忙しい人
- 短期合格を目指す人
- コスパをあげて学習したい人
などに支持されています。「自分もあてはまる!」と思う人は、一度資料をみてみると良いかと思います。
※取引先例:中央大学、学習院大学、立命館大学、住友生命、日本経営協会、産業能率大学(他多数)
クレアールの評判
クレアールは資料請求すると無料でサンプルDVDがもらえるので、とりあえず面白いかどうか(≒講師との相性が良さそうかどうか)をチェックしてみるのもいいかと思います。
という喜びの声や
という悩みの声がきこえてきました。
お値段については、「何と比べるか」で、ずいぶん感想が変わってくると思います(後で詳しく書きます)。このクオリティでこの値段は、コスパ的にはかなり良いと思われますよ。
クレアール利用のメリット7選
概要にも書いた通り、クレアールの特徴は圧倒的コストパフォーマンスです。
- 忙しい人
- 費用を抑えたい人
- 短期で合格したい人
- 効率よく勉強したい人
- まとまった時間を確保しにくい人
などにおすすめです。
メリット①学習範囲が絞りこまれている
クレアールでは、満点を目指す勉強は、しません。かわりに目指すのは、最速で確実に合格点をとること。
科学的に解析・厳選された超効率的な学習を行うことで、合格への最短距離を走ろう、というわけです。
学習範囲が、合格に必要な範囲だけ絞りこまれていますから、一切のムダが排除できます。
この学習法には、
- 難問・奇問は解けない
- 満点はとれない
- 試験範囲の「網羅性」は担保されない
という特徴もあります。
「それでかまわない」「効率的に学びたい」「ムダは嫌い」という人にだけ、クレアールをおすすめしたいと思います。
メリット②絞ったポイントは、きっちり理解させてくれる
学習範囲を絞り込んだ以上、絞り込んだ範囲については、きっちり理解していく必要があります。
クレアールなら、そこのサポートもバッチリ。さすが、超効率的な「非常識合格法」です。
- プロによる質の高い講義
- 理解・演習・復習を行き来できるマルチパス学習ルート
- 繰り返し聴きやすい動画(早回し可!)
- オンラインが弱みにならない、丁寧な質問対応
- マルチデバイス対応
などで、繰り返し学習がしやすい環境を提供してくれます。
最重要の学習範囲のみを、正しく深く理解する…こんなことができる学習プログラムは、クレアールの50年以上の実績・ノウハウがあればこその逸品です。
また、例えば会計系の資格ひとつとっても、簿記の1級や税理士・会計士の講座まで準備されており、講師層やノウハウに厚みがうかがえます。
同じ簿記3級を学ぶにしても
- 簿記は3級の講座しかない学習サイトの動画
(または、2級までしかない学習サイトの動画) - 簿記1級・税理士・会計士の専門講座もある学習サイトの動画
どちらの方が、より深い理解・正しい理解につながりそうでしょうか?
私は、「②簿記1級・税理士・会計士の専門講座もある学習サイトの動画」だと思いますよ。
メリット③時短学習のための仕掛けが多い
クレアールでは、
「理想の合格」とは、「最高の時短学習」によって実現できるもの
(クレアール公式HPより)
と考えています。
ですから、学習環境の細かなところまで、時短学習がしやすい仕組みが準備されているんです。
例えば各動画について
- 2倍速再生を推奨
- PC・タブレット・スマホで学習可
- 音声データ有り
- 単元別の講義
- 短めの講義時間(30-90分)
といった工夫がされています。
また、メリット①で紹介した「学習範囲の絞り込み」も、まさに時短学習のための仕組みのひとつと言えます。これを反映して、クレアールのテキストはその「薄さ」で有名です。
要するに、
- スキマ時間を活かしやすいように
- 集中力を保ちやすいやすいように
様々な気づかいをギュッと詰め込んだ、超効率的な学習プログラム…というわけなんです。
メリット④理解と回答テクニックの両面をフォローしてくれる
さて、ここで質問です。
- せっかく学ぶのだから、本質的な理解をしたい
- 試験を受ける以上、合格に結びつくテクニックが大切
あなたはどちらの意見に近いですか?
大丈夫です。安心してください。
クレアールなら、「①本質的な理解」と「②回答テクニック」の両方をきちんとフォローしてくれます。
- クオリティの高い講義動画
- 疑問フォローアップ用の映像コンテンツ
- 問題文読解のテクニックを磨く、解法マスター講義
- 無制限の質問対応(対面・電話・メール・Skype)
など、充実したサポート体制が構築されています
メリット⑤安心して学習に集中できる環境を作ってくれる
クレアールが重視するのは、
- 短期で
- 楽に(時間面・費用面)
合格することだけではありません。
もうひとつ、「つまづかない、諦めないで最後まで安心して続けられる」というの点も重視されています。
具体的には、
- セーフティコースあり
- 担任制度あり
- 就職までサポート
といった仕組みがあります。(①~③は、受講する講座によって有無が異なります)
①セーフティコースなら、1年目不合格の場合には受講・サポートを延長できますし、合格した場合にはお祝い金などを受け取ることができます。
②担任制度では、担任による様々なフォローがあります。個別の学習相談なども受け付けています。
③就職サポートでは、監査法人からの求人募集を見られたり、クレアールとして実施している選考対策のセミナーを受講できたりします。
メリット⑥価格がお手頃
高いかどうかは、何と比べるかによって違ってきます。
おそらく、「値段が高い」と言っている人は、
- 独学
- オンラインの資格スクール
と比べているのだと思います。
確かに、独学なら教材費は押さえられるでしょうし、オンラインスクールの中にはクレアールよりも安いところがいくつもあります。
でも、その比較からは「クオリティ」という要素が抜けているのではないでしょうか。
オンライン資格スクールは、たくさんあります。これらのサイトの動画のクオリティは、果たして同程度でしょうか?
- 専門性はどうでしょう?
- 質問にはきちんと対応してもらえますか?
- コスパをよくするための工夫はされていますか?
- 実績のあるスクールでしょうか?
- 講師のレベルは高いですか?
- 時短学習のための仕組みはどうでしょう?
比べるなら、大手の資格予備校と比べましょう。通学講座も整備しているような、有名スクール…具体的には、大原やTACなどです。
クレアールには、有名スクールに劣らないノウハウがあります。実績があります。クオリティがあります。
※クレアールにも、もともとは通学講座が整備されていました。現在は、コスパ向上のために「オンライン授業のみ」に移行していますが、そのクオリティは変わっていません。
メリット⑦教育訓練給付の対象講座が多い
最後に、ちょっとしたオトク情報をひとつ。
クレアールには、教育訓練給付対象講座が18講座もあります!
教育訓練給付とは、雇用保険の給付のひとつで、教育訓練経費の一定割合を補助してくれる仕組み。
これは、厚生労働大臣が「働く人の主体的な能力開発の取り組み」や「中長期的なキャリア形成」にふさわしいと判断した講座にだけ、認められる特典なのです。
※ハローワークというと「失業したときに行く場所」というイメージがあるかもしれませんが、教育訓練給付はお仕事をしている人でも受け取ることができます。
私自身、支給を受けたことがありますが、確実にオトクな制度ですよ!
支給要件など詳細は、クレアール公式HPや厚生労働省公式HPをご確認くださいね。
【合格実績:合格者数・合格率】は?|クレアール簿記講座
合格実績を知るために、合格者数については気になるところですが、クレアールは、合格者数を明示していません。
HPに1級合格や2級合格の方々のインタビューが顔写真付きで出ていますので、実績があることは間違い無いでしょうが、合格者数がわからないのは残念ですね。
簿記検定の合格者数が多い資格学校は?
簿記検定の1級で合格者の数はTACと大原が2強です。
なので、合格者が多いところが安心!という方は、TACや大原という超大手にするのが良いかもしれません。(ただしお値段はクレアールよりずっと高くなります。)
ただし、合格者数が多い学校は、受講者数も圧倒的なので、正直なところ「合格率」でいうとどうなるのかは疑問です。
簿記検定の合格率が高い資格学校は?
合格率は公表していない学校がほとんどですが、その中で合格率を出しているのは、当サイトでもオススメのフォーサイト です。
現在ホームページに載っていたのは2019年2月2級試験の結果ですが、合格率が35.5%でした。
商工会議所のデータによると、この時の簿記2級試験の全体の合格率は12.7%と過去20回で2番目に低い合格率でした。
フォーサイト の合格率35.5%は、全体合格率の2.8倍ですので、かなり良い成績であることが分かります。
ただし、フォーサイト の簿記講座は1級は取り扱っていません。
今後、どの資格学校も、フォーサイトのように合格率を調査し明示してくれることを期待します。
クレアール簿記講座が向いている人と、利用にあたってのアドバイス。
クレアール簿記講座が向いている人
- 質問サポートが充実している講座を望む人
- テキストと動画の両方で学びたい人
- 大手予備校より安く勉強したい人
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